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国宝・厚藤四郎写し製作中
国宝・厚藤四郎の写しを製作中です。

http://www.higotora.com/atsu.html









厚藤四郎は粟田口吉光作の鎧通しで、
室町将軍家足利家から数々の大名の
所有を経て豊臣秀吉に渡り、現在は
東京国立博物館蔵にて所蔵されてます。

重ねが4分程もあるので「厚藤四郎」
の異名が付いてます。
読み方については「あつとうしろう」
とも「あつしとうしろう」とも。

鎧通し(よろいとおし)に分類される
造りで、組み討ちのとき、鎧の隙間か
ら刺すため鎧通し・刺刀とも、首取り
の解首刀とも呼ばれてます。

鎧の隙間から刺すことを目的に設計
されているため、身幅を狭く、重ね
を厚く、断面的には三角形に近い形
となります。城攻めで石垣の間にさ
し込み、それを利用して、よじ登る
こともあったそうです。

拵は合口拵となり、右腰にさすため、
栗形や返り角は外側(差し裏)につ
け、返り角の頭が、普通とは反対に
鐺のほうを向けてつけます。
それは下げ緒を返り角にからめて、
組み討ち中、右の片手で抜いても、
鞘ごと脱けて来ないようにするため。

なお、鐺に犬招きをつけ、下げ緒を
それに通し、鞘にからめる方法の他、
返り角をなくして鐺を銀ばりで三角
形にし、棟のほうに鎬を立てる方法
もあったようです。腰にさす場合、
柄を前、鐺を後にするが普通ですが、
それでは敵と組み合った際に刀身が
自然に抜け出す恐れや、敵が逆にこ
ちらの柄を握り、刀を抜く恐れがあ
るため、古くは柄を後に、鐺を前に
なるように指していたようです。


| 日本刀関連 | 05:17 PM | comments (0) | trackback (0) |

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